IHC・ISH試薬 Molecular Diagnostics Division
保管温度2～8℃
用手法用 ヒストステイナー用 ヒストステイナーAT用
SALL4Sal-like protein 4
■動物種：マウス
■クローン名：6E3
■抗体のクラス/サブクラス：IgG1 Kappa
■使用目的：組織・細胞中のSALL4タンパク質の染色。
ホルマリン固定パラフィン包埋切片の免疫染色に使用できる。
研究用としてのみ使用すること。
■資料
リーフレット
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| 体外診/ 研究用 |
コード | 品名 | 包装 | 価格（円） （税抜） |
抗原 賦活 |
電子 添文 |
使用 説明書 |
SDS | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 研究用 | 418441 | 抗SALL4モノクローナル抗体(6E3) | 希釈済 50テスト (6mL) |
60,000 | H | ー |  |
|
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| 研究用 | 718441 | 抗SALL4モノクローナル抗体(6E3) (ヒストステイナー用) | 希釈済 60テスト (12mL) |
※ | H | ー | |
|
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| 研究用 | AT1844-1 | 抗SALL4モノクローナル抗体(6E3) (AT用) | 希釈済 50テスト (6.5mL) |
※ | H | ー | |
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用手法用
ヒストステイナー用
ヒストステイナーAT用
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特異性及び抗原分布
ヒトSALL4(Sal-like protein 4)タンパク質と特異的に反応する。SALL4はジンクフィンガー転写因子であり(1)(2)、生物の発生及び腫瘍増殖において、細胞の幹細胞性に寄与するマスターレギュレーターである(3)。正常の成人組織では、SALL4を発現する細胞は限定されており、精巣の精原細胞の核に弱～中程度の反応がみられる(1)(4)。また、卵巣の卵母細胞でも反応がみられることがある(5)。腫瘍では、セミノーマ/未分化胚細胞腫(ディスジャーミノーマ)/胚細胞腫(ジャーミノーマ)、胎児性癌、卵黄嚢腫瘍などの胚細胞腫瘍で反応がみられるため、胚細胞腫瘍の有用なマーカーとして示されている(1)(4)~(6)。一方で一部の非胚細胞腫瘍(卵巣漿液性癌、胃腺癌、高悪性度の尿路上皮癌、肺小細胞癌、胆管癌など)でも反応がみられることがある(1)ため留意する必要がある。
文献
(1)Miettinen M, et al. SALL4 expression in germ cell and non-germ cell tumors: a systematic immunohistochemical study of 3215 cases. Am J Surg Pathol. 2014 Mar;38(3):410-20.
(2)Abouelnazar FA, et al. The new advance of SALL4 in cancer: Function, regulation, and implication. J Clin Lab Anal. 2023 May;37(9-10):e24927.
(3)Xiong J. SALL4: engine of cell stemness. Curr Gene Ther. 2014;14(5):400-11.
(4)Cao D, et al. SALL4 is a novel diagnostic marker for testicular germ cell tumors. Am J Surg Pathol. 2009 Jul;33(7):1065-77.
(5)Cao D, et al. SALL4 is a novel sensitive and specific marker of ovarian primitive germ cell tumors and is particularly useful in distinguishing yolk sac tumor from clear cell carcinoma. Am J Surg Pathol. 2009 Jun;33(6):894-904.
(6)Mei K, et al. Diagnostic utility of SALL4 in primary germ cell tumors of the central nervous system: a study of 77 cases. Mod Pathol. 2009 Dec;22(12):1628-36.
食道
