IHC・ISH試薬 Molecular Diagnostics Division
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用手法用 ヒストステイナー用 ヒストステイナーAT用
WT1Wilms' tumor 1 protein
■動物種:マウス
■クローン名:6F-H2
■抗体のクラス/サブクラス:IgG1
■使用目的:組織・細胞中のWT1の染色。研究用としてのみ使用すること。
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特異性及び抗原分布
ヒトWilms’ Tumor 1 Protein(WT1タンパク(52-54kD)、WT:ウィルムス腫瘍注1)と特異的に反応する。癌抑制遺伝子として作用する転写因子である、WT1遺伝子の突然変異が、腫瘍の発生に関連している。WT1遺伝子は、胎児においては、腎臓、中皮、生殖隆腺、脾臓などで発現している。成人では、腎臓の足細胞、精巣のセルトリ細胞、卵巣の顆粒膜細胞で発現している。腫瘍では、ウィルムス腫瘍、悪性中皮腫他、多くの腫瘍に反応がみられる。
注1:ウィルムス腫瘍(腎芽細胞腫)は、小児の腹部悪性腫瘍の一つである腎の胎児性癌である。0~3歳までに発症することが多い小児癌。
文献
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食道