IHC・ISH試薬 Molecular Diagnostics Division

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用手法用 ヒストステイナー用 ヒストステイナーAT用

WT1Wilms' tumor 1 protein

■動物種:マウス
■クローン名:6F-H2
■抗体のクラス/サブクラス:IgG1
■使用目的:組織・細胞中のWT1の染色。研究用としてのみ使用すること。

 

スクロールで確認できます→

■抗原賦活の記号
 熱処理:H、酵素処理:P、処理なし:-

体外診/
研究用
コード 品名 包装 価格(円)
(税抜)
抗原
賦活
  電子
添文
使用
説明書
SDS
研究用 413861 抗WT1モノクローナル抗体(6F-H2) 希釈済
50テスト
(6mL)
48,000 H  
研究用 713861 抗WT1モノクローナル抗体(6F-H2)(ヒストステイナー用) 希釈済
60テスト(12mL)
H  
研究用 AT1386-1 抗WT1モノクローナル抗体(6F-H2) (AT用) 希釈済
50テスト(6.5mL)
H  

用手法用

ヒストステイナー用

ヒストステイナーAT用

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特異性及び抗原分布

ヒトWilms’ Tumor 1 Protein(WT1タンパク(52-54kD)、WT:ウィルムス腫瘍注1)と特異的に反応する。癌抑制遺伝子として作用する転写因子である、WT1遺伝子の突然変異が、腫瘍の発生に関連している。WT1遺伝子は、胎児においては、腎臓、中皮、生殖隆腺、脾臓などで発現している。成人では、腎臓の足細胞、精巣のセルトリ細胞、卵巣の顆粒膜細胞で発現している。腫瘍では、ウィルムス腫瘍、悪性中皮腫他、多くの腫瘍に反応がみられる。

注1:ウィルムス腫瘍(腎芽細胞腫)は、小児の腹部悪性腫瘍の一つである腎の胎児性癌である。0~3歳までに発症することが多い小児癌。

文献

(1) Daniel A., et al: New Biol 4:97-106,1992
(2) HD Menssen, et al:Leukemia 9:1060-1067,1995
(3) Samir Kumar-Singh, et al:Journal of Pathology 181:67-74,1997
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(5) D. F. Carpentieri, et al: Modern Pathology 15: 1080-1086,2002
(6) Neal S. Goldstein, et al:Anatomic Pathology 117: 541-545,2002
(7) Be-Fohg Chen, et al:J Clin Med Assoc 67: 506-510,2004
(8) J Timar, et al:Histopathology 47: 67-73,2005
(9) Shin-ichi Nakatsuka, et al: Modern Pathology 19: 804-814,2006

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