IHC・ISH試薬 Molecular Diagnostics Division
保管温度2~8℃
用手法用 ヒストステイナー用
PAX8(BC12)Paired box 8
■動物種:マウス
■クローン名:BC12
■抗体のクラス/サブクラス:IgG1
■使用目的:組織・細胞中の PAX8 タンパクの染色。研究用としてのみ使用すること。
スクロールで確認できます→
体外診/ 研究用 |
コード | 品名 | 包装 | 価格(円) (税抜) |
抗原 賦活 |
電子 添文 |
使用 説明書 |
SDS | |
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研究用 | 418211 | 抗PAX8モノクローナル抗体(BC12) | 希釈済 50テスト (6mL) |
52,000 | H | ー | |||
研究用 | 718211 | 抗PAX8モノクローナル抗体(BC12)(ヒストステイナー用) | 希釈済 60テスト (12mL) |
※ | H | ー |
用手法用
ヒストステイナー用
ヒストステイナーAT用
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特異性及び抗原分布
ヒト PAX8(paired box 8)タンパクの C 末端と特異的に反応し、他の PAX ファミリータンパクとは反応しない(3)。PAX8 タンパクは転写因子 PAX ファミリーに属するタンパクである。この PAXファミリーに属するタンパクは、典型的な構造として PAX ドメインとオクタペプチド、そして 1 組のホメオドメインを持ち、胎児発生やがん増殖において核内で重要な役割を果たしている。PAX8 タンパクは腎臓の分化、甲状腺の発達や発育不全に関与している(1)(2)(3)(5)。正常では、腎臓、甲状腺、子宮頚部に反応がみられる(1)(2)。PAX8 以外の PAX ファミリータンパクが存在する B 細胞、膵臓、胃、腸等の神経内分泌細胞には反応はみられない(1)(2)(3)(5)(6)。腫瘍では、腎細胞癌、卵巣癌、甲状腺癌に反応がみられる(3)(4)(7)。
注) PAX8が発現している細胞では、核の他に細胞質に弱い染色がみられる場合がある。
文献
(1) Narlis M., et al: Journal of the American Society Nephrology 18(4): 1121-1129, 2007
(2) Tong GT., et al: Modern Pathology 22(9): 1218-1227, 2009
(3) Tacha D., et al: Applied Immunohistochemistry & Molecular Morphology 19(4): 293-299, 2011
(4) Lorenzo PI, et al: Histochemistry and Cell Biology 136: 595-607, 2011
(5) Moretti L, et al.: Modern Pathology 25(2): 231-236, 2012
(6) Tacha D, et al.: Applied Immunohistochemistry & Molecular Morphology 21(1): 59-63, 2013
(7) Adler E et al.: Human Pathology 46(7): 948–956, 2015
食道