IHC・ISH試薬 Molecular Diagnostics Division

保管温度2~8℃

用手法用

LY6KLymphocyte antigen 6 complex, locus K

■動物種:マウス
■クローン名:TA1975-146
■抗体のクラス/サブクラス:IgG1 κ
■使用目的:組織・細胞中のヒト LY6K の染色。研究用としてのみ使用すること。

 

スクロールで確認できます→

■抗原賦活の記号
 熱処理:H、酵素処理:P、処理なし:-

体外診/
研究用
コード 品名 包装 価格(円)
(税抜)
抗原
賦活
  電子
添文
使用
説明書
SDS
研究用 418161 抗LY6Kモノクローナル抗体 未希釈
0.1mL
34,000 H  

用手法用

ヒストステイナー用

ヒストステイナーAT用

※弊社へお問い合わせください

特異性及び抗原分布

ヒト LY6K (Lymphocyte antigen 6 complex, locus K)と特異的に反応する。LY6Kは保存部位に 10 個のシステイン残基を有し、低分子量の GPI アンカー型タンパク質と高い相同性を有する LY6ファミリーに属しており、腫瘍の細胞増殖に重要な役割をしていると考えられている。染色は細胞質と細胞膜にみられる。腫瘍では、肺がん、食道がん他多くの腫瘍において反応がみられる。特に、肺がん:腺癌 86.2%(219/254)、扁平上皮癌 92.0%(103/112)、大細胞癌 85.7%(24/28)、食道がん 95.1%(252/265)では高い陽性率が報告されている(1)。これら腫瘍において生存率等の予後因子としての有用性が示唆されている。
※正常では、胃、小腸、腎臓、胎盤、骨格筋等に反応がみられることが The Human Protein Atlas(7): TISSUE ATLAS(LY6K)に報告されている。

文献

(1) N. Ishikawa, et al.: Cancer Res 67, 11601-11611, 2007
(2) T. Suda, et al.: Cancer Sci 98(NO. 11), 1803-1808, 2007
(3) Y. Mizukami, et al.: Cancer Sci 99(NO. 7), 1448-1454, 2008
(4) K. Kono, et al.: Cancer Sci 100(NO. 8), 1502-1509 , 2009
(5) M. Iwahashi, et al.: Cancer Sci 101(NO. 12), 2510-2517, 2010
(6) R. Matsuda, et al.: British Journal of Cancer 104, 376-386, 2011
(7) Kampf C., et al.: J Vis Exp. 31(63). pii: 3620, 2012

TOP