IHC・ISH試薬 Molecular Diagnostics Division

保管温度2~8℃

用手法用

Insulin

■動物種:マウス
■クローン名:K36aC10
■抗体のクラス/サブクラス:IgG1
■使用目的:組織・細胞中のインスリンの染色。研究用としてのみ使用すること。

 

スクロールで確認できます→

■抗原賦活の記号
 熱処理:H、酵素処理:P、処理なし:-

体外診/
研究用
コード 品名 包装 価格(円)
(税抜)
抗原
賦活
  電子
添文
使用
説明書
SDS
研究用 418091 抗インスリンモノクローナル抗体(K36aC10) 希釈済
50テスト
(6mL)
34,000  

用手法用

ヒストステイナー用

ヒストステイナーAT用

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特異性及び抗原分布

ヒトインスリンおよびヒトプロインスリンと特異的に反応する。インスリンは、膵臓のランゲルハンス島β細胞から分泌される21アミノ酸のA鎖と30アミノ酸のB鎖からなる約6kDaの小さなタンパク質である。グルコースの取り込みやグリコーゲンの合成促進などの生理作用をもつ。プロインスリンは、極めて弱い生物活性を有し、タンパク質分解酵素によりインスリン分子とCペプチドに切断される。正常では、膵臓のランゲルハンス島β細胞の細胞質に染色がみられる。腫瘍では、インスリノーマ等、ランゲルハンス島β細胞由来の腫瘍に染色が見られる。β細胞由来の腫瘍マーカーとして有用である。

文献

(1) H Keilacker, et al:Biomed. Biochim. Acta 45:1093-1102, 1986
(2) Madsen OD., et al:Diabetes 36:1203-1211, 1987
(3) Von Sabine W., et al:Acta histochemica Suppl.-Band 35:217-223, 1988
(4) Min Zhao, et al:Journal of Endocrinology 195:407-414, 2007
(5) Martin-Pagola A., et al:Diabetologia 51:1803-1813, 2008
(6) Min Zhao, et al:PLoS One 16:e2666, 2008

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