IHC・ISH試薬 Molecular Diagnostics Division

保管温度2~8℃

用手法用 ヒストステイナー用 ヒストステイナーAT用

IgG4Immunoglobulin G4

■動物種:マウス
■ クローン名:HP6025
■抗体のクラス/サブクラス:IgG1κ
■使用目的:組織・細胞中の IgG4の染色。研究用としてのみ使用すること。

 

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■抗原賦活の記号
 熱処理:H、酵素処理:P、処理なし:-

体外診/
研究用
コード 品名 包装 価格(円)
(税抜)
抗原
賦活
  電子
添文
使用
説明書
SDS
研究用 418051 抗IgG4モノクローナル抗体 希釈済
50テスト
(6mL)
42,000 P  
研究用 718051 抗IgG4モノクローナル抗体(ヒストステイナー用) 希釈済
60テスト
(12mL)
P  
研究用 AT1805-1 抗IgG4モノクローナル抗体(AT用) 希釈済
50テスト
(6.5mL)
P  

用手法用

ヒストステイナー用

ヒストステイナーAT用

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特異性及び抗原分布

ヒトimmunoglobulin G4 (IgG4)と特異的に反応する。ヒトIgG1、IgG2、IgG3とは反応しない。IgGは免疫グロブリンのクラスの1つで、分子量は150kDaである。ヒトのIgGにはIgG1、IgG2、IgG3、IgG4の4つのサブクラスが存在する。ヒト組織中の正常および腫瘍性の形質細胞の細胞質に局在するIgG4を検出できるが、結合組織や血管内にみられる細胞外 IgG4も同時に染色される。IgG4関連疾患(IgG4-related disease)では、IgG4陽性形質細胞の多数の浸潤がみられる。既知の各臓器炎とIgG4関連疾患(自己免疫性膵炎、硬化性胆管炎、他多数)との区別や、各腫瘍とIgG4関連疾患(炎症性偽腫瘍)との区別に有用である。

文献

(1) S. Kitagawa, et al:Am J Surg Pathol. 29:783-791, 2005
(2) Lyun D. Cornell., et al:Am J Surg Pathol. 31:1586-1597, 2007
(3) Wah C., et al:Am J Surg Pathol. 32:671-681, 2008
(4) H. Yamamoto, et al:Am J Surg Pathol. 33:1330-1340, 2009
(5) Liegl B., et al:Am J Surg Pathol. 33:1713-1719, 2009

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