IHC・ISH試薬 Molecular Diagnostics Division
保管温度2~8℃
用手法用 ヒストステイナー用
EGFREpidermal Growth Factor Receptor,HER1
■動物種:マウス
■ クローン名:31G7
■抗体のクラス/サブクラス:IgG1
■使用目的:
それぞれの電子化された添付文書をご確認ください。
スクロールで確認できます→
体外診/ 研究用 |
コード | 品名 | 包装 | 価格(円) (税抜) |
抗原 賦活 |
電子 添文 |
使用 説明書 |
SDS | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
体外診 | 423701 | 抗EGFRモノクローナル抗体(31G7) | 希釈済 50テスト (6mL) |
72,000 | P | ||||
体外診 | 723701 | 抗EGFRモノクローナル抗体(31G7)(ヒストステイナー用) | 希釈済 60テスト (12mL) |
※ | P |
用手法用
ヒストステイナー用
ヒストステイナーAT用
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電子添文
電子添文[+]
※本製品は下記キットの構成試薬となります。
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販売名 | 製造販売承認/認証番号 | 電子添文 |
---|---|---|
ヒストファイン シンプルステインMAX-PO(MULTI) | 21300AMZ00321000 | 用手法用 |
ヒストステイナー用 |
特異性及び抗原分布
170kDaのヒト上皮増殖因子受容体(EGFR:Epidermal Growth Factor Receptor、HER1、c-erbB-1)と反応する。変異型 EGFRの1つであるⅢ型EGFR(145kDa)とも反応する。EGFRと高い相同性を有するc-erbB-2(HER2/neu)タンパク質とは反応しない。
EGFRタンパクは、リガンドが結合する細胞外領域、膜貫通領域、チロシンキナーゼ活性を持つ細胞内領域から構成される膜貫通型糖タンパク質であり1)、上皮増殖因子(EGF:Epidermal Growth Factor)と結合することにより、細胞の分化、発達、増殖、維持を調節する重要な機能をもつ。正常組織では皮膚、食道、腎臓、精巣、胎盤及び前立腺などの多くの上皮細胞、特に扁平上皮細胞や重層上皮の基底層に発現がみられる。腫瘍では、大腸癌、子宮内膜癌、肺の扁平上皮癌、肺腺癌、肺の神経内分泌腫瘍、多形性膠芽腫脳腫瘍、頭頸部癌など、多くの悪性腫瘍に発現がみられる。発現は細胞膜と細胞質にみられ、顆粒状にみられる場合もある。悪性腫瘍においてEGFR蛋白の過剰発現は、予後不良であるとの報告がある。このため、EGFR蛋白の発現を確認することは重要である。本品は、腫瘍細胞中の EGFR 蛋白発現の有無を同定するのに役立つ。
注)組織により、筋上皮細胞や粘膜筋板に染色(弱から中程度の強度)がみられる場合がある。
文献
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食道