IHC・ISH試薬 Molecular Diagnostics Division

保管温度2~8℃

用手法用 ヒストステイナー用 ヒストステイナーAT用

Cytokeratin20CK20

■動物種:マウス
■クローン名:Ks20.8
■抗体のクラス/サブクラス:IgG2a、κ
■使用目的:研究用としてのみ使用すること。

 

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■抗原賦活の記号
 熱処理:H、酵素処理:P、処理なし:-

体外診/
研究用
コード 品名 包装 価格(円)
(税抜)
抗原
賦活
  電子
添文
使用
説明書
SDS
研究用 413491 抗ケラチン/サイトケラチン20モノクローナル抗体(Ks20.8) 希釈済
50テスト
(6mL)
34,000 P  
研究用 713491 抗ケラチン/サイトケラチン20モノクローナル抗体(ヒストステイナー用) 希釈済
60テスト
(12mL)
P  
研究用 AT1349-1 抗ケラチン/サイトケラチン20モノクローナル抗体(AT用) 希釈済
50テスト
(6.5mL)
H  

用手法用

ヒストステイナー用

ヒストステイナーAT用

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特異性及び抗原分布

ヒト組織中のタイプⅠ(酸性)に属するヒトケラチン20(分子量46kD)と特異的に反応する。ケラチンは分子量(MW)、等電点(pI)により、タイプⅠ(酸性)、Ⅱ(塩基性)に分類される。正常では、腸上皮細胞、胃小窩の上皮、幽門腺の上部にある内分泌細胞や、移行上皮、表皮中のメルケル細胞に反応がみられる。腫瘍では、胆嚢および胆菅の腺癌、粘液性卵巣腫瘍、移行上皮癌およびメルケル細胞癌に反応がみられるが、胃の腺癌では反応が低く、乳腺、肺、子宮内膜の腺癌および非粘液性卵巣腫瘍では反応がみられない。また膵臓の腺癌では反応がみられるが、肺小細胞癌、腸および膵臓の内分泌腫瘍では反応がみられないことがある。

文献

(1) Moll, R., et al:Journal of Cell Biology 111:567-580, 1990
(2) Moll, R.,et al:American Journal of Pathology 140(2):427-447, 1992
(3) Jianyou T., et al:HUMAN PATHOLOGY 29:390-396, 1998
(4) S N Leeech, et al:Journal of Clinical Pathology 54:727-729, 2001
(5) Subramanian V., et al:BMC Urology 2:7:2002
(6) Ren-Jeng P., et al:Med Electron Microsc 37:114-118, 2004

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