IHC・ISH試薬 Molecular Diagnostics Division

保管温度2~8℃

用手法用 ヒストステイナー用 ヒストステイナーAT用

CD68

■動物種:マウス
■ クローン名:PG-M1
■抗体のクラス/サブクラス:IgG3κ
■使用目的:組織・細胞中のCD68の染色。研究用としてのみ使用すること。

 

スクロールで確認できます→

■抗原賦活の記号
 熱処理:H、酵素処理:P、処理なし:-

体外診/
研究用
コード 品名 包装 価格(円)
(税抜)
抗原
賦活
  電子
添文
使用
説明書
SDS
研究用 413791 CD68モノクローナル抗体(PG-M1) 希釈済
50テスト
(6mL)
35,000 H  
研究用 713791 CD68モノクローナル抗体(PG-M1)(ヒストステイナー用) 希釈済
60テスト
(12mL)
H  
研究用 AT1379-1 CD68モノクローナル抗体(PG-M1)(AT用) 希釈済
50テスト
(6.5mL)
H  

用手法用

ヒストステイナー用

ヒストステイナーAT用

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特異性及び抗原分布

ヒトCD68抗原(110kDa)と特異的に反応する。CD68は、酸性で糖鎖に富んだライソゾーム糖タンパク(LAMP/LGP family)の1つで、CD107(LAMP‐1、LAMP‐2)と高い相同性をもつ。骨髄、肺胞、赤脾髄、消化管などのマクロファージや肝臓のクッパー細胞などに発現がみられる。また、単球/マクロファージ起源と考えられているplasmacytoid T cellにも発現がみられるが、濾胞樹状細胞、指状嵌入細胞などの抗原提示細胞や骨髄前駆細胞、末梢顆粒球などには発現がみられない。腫瘍では、慢性および急性骨髄単球性白血病細胞の細胞質に強い顆粒状の発現がみられる。また、腎癌、髄膜腫、黄色肉芽腫などにも発現がみられる場合がある。
■ 国際抗体分類:Fifth International Workshop and Conference on Human Leucocyte Differentiation Antigens (1993)でCD68に分類されている。

文献

(1) Fallini B, et al: American Journal of Pathology 142(5):1359-1372,1993
(2) Christine P. Hans, et al: BLOOD 103:275-282,2004

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