IHC・ISH試薬 Molecular Diagnostics Division
保管温度2~8℃
用手法用 ヒストステイナー用 ヒストステイナーAT用
CD56NCAM
■動物種:ウサギ
■ クローン名:MRQ-42
■抗体のクラス/サブクラス:IgG1
■使用目的:組織・細胞中のヒト CD56(NCAM)陽性細胞の染色。研究用としてのみ使用すること。
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特異性及び抗原分布
ヒト CD56 抗原(Neural Cell Adhesion Molecule、NCAM)と特異的に反応する。CD56 抗原は、5 つの免疫グロブリンと 2 つのファイブロネクチンタイプⅢドメインから成る膜貫通型糖タンパクで、同親性の細胞接着分子である(1)(4)(5)(6)。選択的スプライシングによって主に 4 つのアイソフォームを形成する。造血系では NK 細胞と一部のT細胞、神経系ではニューロン、グリア細胞、シュワン細胞(7)等に、また骨格筋細胞に発現がみられる。腫瘍では、多発性骨髄腫(8)、骨髄性白血病、神経内分泌腫瘍(3)(4)、小細胞癌(4)(5)(6)、NK 細胞リンパ腫(9)(10)、鼻ならびに鼻型 NK/T 細胞リンパ腫(9)、他 T 細胞性リンパ腫の一部、横紋筋肉腫などの中胚葉性腫瘍などにも反応がみられる(2)。細胞膜や細胞質に染色がみられる。
文献
(1) Bruce A., et al: Science 236:799-806, 1987
(2) Gunhild N., et al: Cancer Research 51: 1300-1307, 1991
(3) Robby E. K., et al: Bur J Cancer 27: 431-435: 1991
(4) Rob M., et al: Int. J. Cancer 8: 34-37: 1994
(5) Rita G., et al: Int. J. Cancer 8: 38-42: 1994
(6) Olaf K., et al: Human Pathology 28: 1373-1387: 1997
(7) Octavio T., et al: J Cutan Pathol 29: 397-406: 2002
(8) Scott A. E., et al: American Journal of Pathology 160: 1293-1299: 2002
(9) Jiangua T., et al: The American Journal of surgical Pathology 26: 111-118: 2002
(10) Masahiko S., et al: Leukemia & Lymphoma 44: 201-204: 2003
食道