IHC・ISH試薬 Molecular Diagnostics Division
保管温度2~8℃
用手法用 ヒストステイナー用 ヒストステイナーAT用
CD30
■動物種:マウス
■クローン名:JCM182
■抗体のクラス/サブクラス:IgG1
■使用目的:組織・細胞中のヒトCD30抗原の染色。研究用としてのみ使用すること。
■資料
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特異性及び抗原分布
TNFレセプタースーパーファミリーに属するⅠ型膜貫通性の糖タンパクであるCD30 抗原と特異的に反応する(2)。正常では活性化B細胞、活性化T細胞に発現がみられ、非活性型T細胞や単球にはみられない(2)。腫瘍では古典的ホジキンリンパ腫 (CHL: classic Hodgkin lymphoma)のホジキン細胞、Reed-Sternberg 細胞や、未分化大細胞型リンパ腫(ALCL: anaplastic large cell lymphoma)などに発現がみられる(2)(3)また、HIV、EBV などに感染した細胞(4)や胎児性癌、悪性黒色腫などにもみられる場合がある(1)(2)(5)。染色は、細胞膜および核近傍のゴルジ野にみられる(6)。
文献
(1) Mechtersheimer G., et al: Cancer 66(8) 1732-1737, 1990
(2) Falini B., et al: BLOOD 85(1): 1-14, 1995
(3) Stein H., et al: BLOOD 96(12): 3681-3695, 2000
(4) Flavell KJ., et al: Mol Pathol. 53(5): 262-269, 2000
(5) Durkop H., et al: J Pathol. 190(5): 613-618, 2000
(6) D.J.Dabbs:Diagnostic Immunohistochemistry, 5th ed.: ELSEVIER:162,2018
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