IHC・ISH試薬 Molecular Diagnostics Division
保管温度
コード413461:2~8℃、コード413471:ー20℃以下
用手法用
CD15
■動物種:マウス
■クローン名:MCS-1
■抗体のクラス/サブクラス:IgG3
■使用目的:組織・細胞中のCD15陽性細胞の染色。研究用としてのみ使用すること。
スクロールで確認できます→
体外診/ 研究用 |
コード | 品名 | 包装 | 価格(円) (税抜) |
抗原 賦活 |
電子 添文 |
使用 説明書 |
SDS | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
研究用 | 413461 | CD15モノクローナル抗体(MCS-1) | 希釈済 50テスト (6mL) |
34,000 | H | ー | |||
研究用 | 413471 | CD15モノクローナル抗体(MCS-1) | 未希釈 1mL |
58,000 | H | ー |
用手法用
ヒストステイナー用
ヒストステイナーAT用
※弊社へお問い合わせください
特異性及び抗原分布
糖鎖抗原であるヒトCD15抗原(X‐ハプテン、LewisX、lacto‐N‐fucopentaose Ⅲ)と特異的に反応する。CD15は血液型抗原、分化抗原に広く分布している。腫瘍では古典的ホジキンリンパ腫の75-85%1、2、4、5、6、7)、大腸癌、胃癌、肺癌、骨髄性白血病細胞に発現がみられる。正常では成熟顆粒球、骨髄系前駆細胞、単球および星状膠細胞に発現がみられるが、リンパ球、好塩基球にはみられない。結節性リンパ球著明ホジキンリンパ腫2、6、7)には染まらないため古典的ホジキンリンパ腫との判別に有用である。
■国際抗体分類:First, Third and Fifth International Workshop and Conference on Human Leucocyte Differentiation Antigens(1982, 1986,1995)でCD15に分類されている。
文献
(1) Stein H et al:Int J Cancer 29:283-290, 1982
(2) Hsu SM et al:AmJ Clin Pathol 82:29-32,1984
(3) Falini B et al:Histopathology 11(1-2):1229-1242, 1987
(4) Amini RM et al:Int J Cancer 71:510-516, 1997
(5) Stein H et al:World Health Organization Classification of Tumours;Pathology and Genetics of Tumours of Haematopoietic and Lymphoid Tissues:244-253, 2001
(6) 田丸純一:新WHO分類による白血病・リンパ系腫瘍の病態学:245-257,2004
(7) 田丸純一:血液・腫瘍科 第49巻:173-178,2004
食道