IHC・ISH試薬 Molecular Diagnostics Division
保管温度2~8℃
用手法用 ヒストステイナー用 ヒストステイナーAT用
CA19-9
■動物種:マウス
■ クローン名:C241:5:1:4
■抗体のクラス/サブクラス:IgG1
■使用目的:組織・細胞中のCA19-9の染色。研究用としてのみ使用すること。
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特異性及び抗原分布
組織中のヒトCA19-9抗原と反応する。LewisaおよびLewisb血液型抗原は糖脂質や糖タンパク上のエピトープを形成する炭水化物であり、CA19-9抗原は、Lewisa血液型抗原がシアリル化したルイスA(Lewisa)5単糖である。細胞膜や分泌物中に存在し、正常では乳腺、腎臓、唾液腺、汗腺の導管、肺の気管支上皮、大腸の管腔上皮、前立腺の導管上皮に反応がみられる。腫瘍では、胃、腸および膵臓の腺癌を含む消化管腫瘍の大部分に反応がみられ、また、肺腺癌、扁平上皮癌、および小細胞癌を含む肺腫瘍全般においても反応がみられる。中皮腫では反応はみられない。
文献
(1) C. Haglund, et al: Br. J. Cancer 60 : 845-851, 1989
(2) P. Kuusela, et al: Br. J. Cancer 63 : 636-640, 1991
(3) Christine P. Hans, et al: BLOOD 103:275-282,2004
(4) Chunlin Ye, et al: Gynecologic Oncology 52 : 267-271, 1994
食道