IHC・ISH試薬 Molecular Diagnostics Division

  • 上皮型中皮腫[BAP1loss例]
  • 上皮型中皮腫[BAP1陽性例]
  • 肺腺癌

保管温度2~8℃

用手法用 ヒストステイナー用

BAP1BRCA associated protein 1

■動物種:マウス
■クローン名:C-4
■抗体のクラス/サブクラス:IgG1、κ
■使用目的:組織・細胞中のBAP1 の染色

■資料
パンフレット

スクロールで確認できます→

■抗原賦活の記号
 熱処理:H、酵素処理:P、処理なし:-

体外診/
研究用
コード 品名 包装 価格(円)
(税抜)
抗原
賦活
  電子
添文
使用
説明書
SDS
研究用 418341 抗BAP1モノクローナル抗体(C-4) 希釈済
50テスト
(6mL)
48,000 H  
研究用 718341 抗BAP1モノクローナル抗体(C-4)(ヒストステイナー用) 希釈済
60テスト
(12mL)
H  

用手法用

ヒストステイナー用

ヒストステイナーAT用

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特異性および抗原分布

BAP1(BRCA1 associated protein 1)と特異的に反応する。BAP1は、3番染色体短腕(3p21.1)上のBAP1遺伝子によりコードされる核に局在する脱ユビキチン化酵素で、転写、クロマチンリモデリング、細胞周期制御、DNA修復/組換えなどに関与している(1)~(4)(6)~(8)。生殖細胞系列におけるBAP1変異は、悪性中皮腫やブドウ膜悪性黒色腫など様々な悪性腫瘍の素因になるとされているため、BAP1はがん抑制遺伝子としても報告されている(2)(6)(7)。正常では、中皮細胞、肺胞上皮細胞(6)や血管内皮細胞、線維芽細胞、炎症性細胞(6)~(8)などの核に反応がみられる。腫瘍では、肺癌、卵巣癌などで反応がみられる(6)。悪性中皮腫(66%(6))では、免疫組織化学染色でBAP1の核からの消失(BAP1 loss)がみられるが、反応性中皮過形成ではBAP1 lossがみられないことから、悪性中皮腫と反応性中皮過形成の判別において有用であると報告されている(6)
悪性中皮腫の組織型では、上皮型(70%)/二相型(60%)が、肉腫型(13%)/線維形成型(20%)と比較して、BAP1 lossが高率であると報告されている(6)。ブドウ膜悪性黒色腫(47%)(4)、肝内胆管癌(26%)(7)、淡明細胞型腎細胞癌(10%)(5)などの悪性腫瘍でも、BAP1 lossがみられる。

注1: BAP1が発現している細胞では、核の他に細胞質に染色がみられる場合がある。
注2: BAP1 lossを示す細胞では、核の染まりは消失しているが細胞質に染色がみられる場合がある。

文献

(1) Jensen DE, et al. BAP1: a novel ubiquitin hydrolase which binds to the BRCA1 RING finger and enhances BRCA1- mediated cell growth suppression. Oncogene. 1998 Mar 5;16(9):1097-112.
(2) Testa JR, et al. Germline BAP1 mutations predispose to malignant mesothelioma. Nat Genet. 2011 Aug 28;43(10)1022-5.
(3) Ismail IH, et al. Germline mutations in BAP1 impair its function in DNA double-strand break repair. Cancer Res. 2014 Aug 15;74(16):4282-94
(4) Koopmans AE, et al. Clinical significance of immunohistochemistry for detection of BAP1 mutations in uveal melanoma. Mod Pathol. 2014 Oct;27(10):1321-30.
(5) Ho TH, et al. Loss of PBRM1 and BAP1 expression is less common in non-clear cell renal cell carcinoma than in clear cell renal cell
carcinoma. Urol Oncol. 2015 Jan;33(1):23.e9-23.e14.
(6) Cigognetti M, et al. BAP1 (BRCA1-associated protein 1) is a highly specific marker for differentiating mesothelioma from reactive
mesothelial proliferations. Mod Pathol. 2015 Aug;28(8):1043-57.
(7) Andrici J, et al. Loss of BAP1 Expression Occurs Frequently in Intrahepatic Cholangiocarcinoma. Medicine (Baltimore). 2016
Jan;95(2):e2491.
(8) Hida T, et al. BAP1 immunohistochemistry and p16 FISH results in combination provide higher confidence in malignant pleural mesothelioma diagnosis: ROC analysis of the two tests. Pathol Int. 2016 Oct;66(10):563-570.

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