IHC・ISH試薬 Molecular Diagnostics Division
保管温度2~8℃
用手法用 ヒストステイナー用 ヒストステイナーAT用
AFP(EP209)alpha-Fetoprotein
■動物種:ウサギ
■クローン名:EP209
■抗体のクラス/サブクラス:ウサギ IgG
■使用目的:組織・細胞中のα-フェトプロテインの染色。研究用としてのみ使用すること。
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特異性及び抗原分布
ヒトα-フェトプロテイン(AFP)と特異的に反応する。AFPはヒト胎児期の肝臓および卵黄嚢で生成される糖タンパク質である(4)。成人の正常血清および正常肝臓組織では検出されない(4)(7)。腫瘍では、肝細胞癌(5)(7)、肝様腺癌(6)(8)、卵黄嚢腫瘍(Yolk Sac腫瘍)(1)(2)(3)、胎芽性癌(1)(3)、セルトリ・ライディッヒ細胞腫(9)などの腫瘍において免疫染色による反応がみられる。肝細胞癌(5)(7)・肝様腺癌(6)(8)・卵黄嚢腫瘍(1)(2)(3)の区別に有用である。
文献
(1) Furumoto, Path. Res. Pract. 173:12-21. 1981
(2) D. Herms, et al. Virchows Arch 409:233-239. 1986
(3) Gloria A. Niehans, et al CANCER September 15:1113–1123.1988
(4) N. L. Lazarevich, BIOCHEMISTRY (Moscow) 65:117-133. 2000
(5) Sean K. Lau, et al. Human Pathol. 33(12):1175-1181. 2002
(6) Luigi M. Terracciano, et al. Am J Surg Pathol. 27(10):1302-1312. 2003
(7) Yasmin Anum Mohd Yusof, et al. Anal. quant. cytol. histol . 25(6):332-338. 2003
(8) Jiann-Sheng Su, et al. World J. 21;19(3): 321-327. 2013
(9) Casandra A. Liggins, et al. Gynecologic Oncology Reports 15: 16-19. 2016
食道