MEAU32IgG1免疫組織化学染色試薬ヒストファイン418411研究用としてのみ使用すること品名 / 略称等動物種 クローンアイソタイプびまん性大細胞型B細胞リンパ腫:腫瘍細胞の核に陽性反応がみられる。pH6 温浴処理(+) びまん性大細胞型B細胞リンパ腫:腫瘍細胞の核に陽性反応がみられる。また、細胞質に染色がみられる。pH6 温浴処理(+) 扁桃:胚中心B細胞、形質細胞の核に反応がみられる。pH6 温浴処理(+) 結腸:形質細胞の核に反応がみられる。上皮細胞、内皮細胞、平滑筋細胞の核には反応がみられない。pH6 温浴処理(+) コード希釈済抗体6mL包装 2−8℃貯法処理方法温浴抗MUM1モノクローナル抗体(EAU32)Anti-Multiple myeloma oncogene 1(MUM1)Monoclonal Antibody(EAU32)特異性及び抗原分布:MUM1(Multiple myeloma oncogene 1)と特異的に反応する。MUM1(別名:IRF4)は、免疫細胞の分化に重要な役割を果たすインターフェロン調節転写因子の1つである。正常では、分化後期段階の胚中心B細胞、形質細胞、活性化T細胞、メラノサイトなどの核に発現がみられる。腫瘍では、多発性骨髄腫、古典的ホジキンリンパ腫やびまん性大細胞型B細胞リンパ腫・非特定型(DLBCL, NOS)の一部などで発現がみられる。MUM1の免疫組織化学染色はCD10、BCL-6と共に、DLBCL, NOSにおいて起源となる細胞(GCB※1/non-GCB※2)の分類に使用されている。注)MUM1が発現している細胞は、核の他に細胞質にも弱〜中程度の染色がみられることがある。※1 GCB:Germinal center B-cell-like(胚中心B細胞様)※2 non-GCB:non-Germinal center B-cell-like(非胚中心B細胞様)備考:組織・細胞中のMUM1の染色。パラフィン包埋切片の場合、染色前に10mMクエン酸緩衝液(pH6.0)を用いた温浴による抗原賦活化処理によって、良好な染色結果が得られる。参照→P44-45146
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