RSP1免疫組織化学染色試薬ヒストファイン品名 / 略称等特異性および抗原分布:ヒトエストロゲンレセプター(ER)α(67kDa)と特異的に反応する。ヒト乳癌細胞株MCF-7とも反応する。細胞の核に反応がみられる。正常では、子宮の内膜上皮や筋層、乳腺の上皮細胞に反応がみられる。腫瘍では、ホルモン依存性腫瘍に反応がみられる。ホルモン依存性腫瘍の場合、その増殖にERが関与している。ER陽性の乳癌はホルモン療法によく反応し予後がよい。このため、ERの発現の有無を同定することが、ホルモン療法の効果の指標として重要である。備考:組織、細胞中のエストロゲンレセプター(ER)の検出(悪性腫瘍の診断補助)未希釈抗体の至適希釈率・免疫組織化学染色法・・・1:20−30パラフィン包埋切片の場合、染色前にヒストファイン 抗原賦活化液pH9(コード:415201またはコード:415211→P90)を用いた温浴による抗原賦活化処理によって、良好な染色結果が得られる。特異性および抗原分布:ヒト第Ⅷ因子関連抗原(ⅧR:Ag)と特異的に反応する。ⅧR:Agはヒト血漿に存在する糖タンパク質である。ヒト内皮細胞、巨核球および血小板にも反応する。血管内の血漿、出血部位、血管損傷および血漿の漏出がある部位は染色陽性となる。したがって、このような染色を区別する必要がある。備考:組織、細胞中のヒトⅧR:Agの染色。ⅧR:Agの免疫組織化学的検出は良性または悪性の腫瘍性病変が内皮由来であることを確認するために有用である。パラフィン包埋切片の場合、染色前にヒストファイン プロテアーゼ溶液で処理することで、良好な染色結果が得られる。乳癌:多くの腫瘍細胞の核に一致して陽性反応を示す。 pH9 温浴処理(+)舌:血管内皮細胞の細胞質に陽性反応が見られる。 プロテアーゼ処理(+)参照→P44-45動物種 クローン名抗体のクラス/サブクラスウサギ IgGR423911希釈済抗体6mL423931未希釈抗体0.5mL422181コード希釈済抗体6mL包装 2−8℃2−8℃2−8℃貯法処理方法温浴Pro下記キットの構成試薬としてご使用いただけます。販売名ヒストファイン シンプルステインMAX-PO(MULTI)下記キットの構成試薬としてご使用いただけます。販売名ヒストファイン SAB-PO(R)キット製造販売承認/認証番号21300AMZ00321000製造販売承認/認証番号20300AMZ00770000体外診体外診96抗ヒトエストロゲンレセプターウサギモノクローナル抗体(SP1)Anti-Estrogen Receptor(ER) rabbitMonoclonal Antibody(SP1) 抗第Ⅷ因子関連抗原ポリクローナル抗体Anti-Factor Ⅷ Related Antigen(ⅧR:Ag)Polyclonal Antibody
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