ニチレイ 製品カタログ
94/194

抗α-フェトプロテインポリクローナル抗体Anti-alpha-Fetoprotein(AFP)Polyclonal Antibody免疫組織化学染色試薬ヒストファインRM品名 / 略称等特異性および抗原分布:ヒトα-フェトプロテイン(AFP)と特異的に反応する。AFPはヒトの胎児の卵黄嚢、胎児肝および腸管の細胞で生成される糖タンパク質である。備考:組織、細胞中のヒトAFPの染色。ALK特異性および抗原分布: (Anaplastic Lymphoma Kinase) 遺伝子は染色体2p23に位置し、その遺伝子産物は1,620アミノ酸残基、約176kDaの膜貫通型タンパクである。ALK タンパクはインスリン受容体ファミリーに属する受容体型チロシンキナーゼで、その発現は、正常組織では脳の神経細胞などに限られるため、ALK免疫組織染色は 遺伝子の再構成に起因する腫瘍に高い特異性を示す。末梢性T細胞リンパ腫の1つであるALK 陽性未分化大細胞型リンパ腫は、染色体の転座/逆位による  融合遺伝子の形成を特徴とするため、腫瘍細胞中の ALK タンパクの発現を測定・評価することは、ALK陽性未分化大細胞型ALKリンパ腫の鑑別診断を行うにあたって極めて有用である。備考:組織検査用腫瘍マーカーキ ッ トであるヒストファイン シンプルステイン MAX-PO(MULTI) ALKの構成試薬(第一抗体)である。※電子化された添付文書をよく読んでから使用すること。パラフィン包埋切片を検体とする。染色前にヒストファイン 抗原賦活化液pH9(コード:415201またはコード:415211→P90)を用いた温浴による抗原賦活化処理によって、良好な染色結果が得られる。使用目的:組織、細胞中のALKタンパクの検出(悪性リンパ腫の診断補助)注意:悪性リンパ腫におけるALKタンパクを測定するよう検出感度が最適化されているため、非小細胞肺癌におけるALK陽性肺癌の診断およびALK阻害剤の適応判定に用いないこと。動物種 クローン名抗体のクラス/サブクラス卵巣癌(胎児性癌):腫瘍細胞の細胞質内に顆粒状に染色される。ALK陽性未分化大細胞型リンパ腫:腫瘍細胞の核と細胞質に陽性反応を示す。pH9 温浴処理(+)ALK陽性未分化大細胞型リンパ腫:腫瘍細胞の細胞質に陽性反応を示す。pH9 温浴処理(+)コード参照→P44-45希釈済抗体希釈済抗体ALK包装 6mL2mL2−8℃2−8℃処理方法貯法温浴体外診体外診422211428321下記キットの構成試薬としてご使用いただけます。販売名ヒストファイン SAB-PO(R)キット下記キットの構成試薬としてご使用いただけます。下記キットの構成試薬としてご使用いただけます。販売名ヒストファイン シンプルステインMAX-PO(MULTI) ALK製造販売承認/認証番号20300AMZ00770000製造販売承認/認証番号30200EZX00015000AL1-2963IgG2aκ92抗ALKモノクローナル抗体(AL1-2963)CD246Anti-anaplastic lymphoma kinaseMonoclonal Antibody(AL1-2963)6.ヒストファイン 第一抗体■ 体外診断用医薬品

元のページ  ../index.html#94

このブックを見る