ニチレイ 製品カタログ
68/194

免疫組織化学染色試薬ヒストファイン注1:第一抗体:抗ALKモノクローナル抗体(5A4)(動物種:マウス)注2:ブリッジ試薬:抗マウスIgGポリクローナル抗体(動物種:ウサギ)注3:ペルオキシダーゼ標識エンパワー試薬:ペルオキシダーゼ標識抗ウサギIgGポリクローナル抗体(Fabʼ)(動物種:ヤギ)品名 / 略称等構成試薬:①ALK抗原賦活化液 A液…………………10倍濃縮     ②ALK抗原賦活化液 B液…………………10倍濃縮     ③ブロッキング試薬………………………3vol%過酸化水素水     ④第一抗体…………………………………抗ALKモノクローナル抗体(5A4)(動物種:マウス)     ⑤陰性コントロール………………………マウスIgG     ⑥ブリッジ試薬……………………………抗マウスIgGポリクローナル抗体(動物種:ウサギ)     ⑦ペルオキシダーゼ標識エンパワー試薬……ペルオキシダーゼ標識抗ウサギIgGポリクローナル抗体(Fabʼ)(動物種:ヤギ)     ⑧発色基質…………………………………3,3'-ジアミノベンジジン・4HCl     ⑨基質緩衝液     ⑩発色試薬…………………………………過酸化水素水付属品:PBS(粉末)…………………………………リン酸緩衝塩・洗浄用ALKコントロールスライドALK Control Slide・ホルマリン固定パラフィン包埋細胞株2種類を貼付したスライド  ・陽性コントロール細胞株  ・陰性コントロール細胞株ペルオキシダーゼ(酵素)第一抗体ALK抗原組織切片NCI-H2228(ALKタンパク発現 陽性)SK-BR-3(ALKタンパク発現 陰性)Fabʼにした第二抗体アミノ酸ポリマー価格は最新の「製品コード・価格一覧表」をご覧ください。22600AMX0066700022600AMX00667000製造販売承認番号スライドブリッジ試薬5スライド貯法 2−8℃包装20テスト150mL×1本150mL×1本4mL×1本2mL×1本2mL×1本4mL×1本4mL×1本0.5mL×1本0.5mL×1本0.5mL×1本191g×1本体外診体外診427081コード427071ペルオキシダーゼ標識エンパワー試薬66ALK iAEP® キットALK iAEP® Kit原  理本キットは、組織、細胞に対する免疫組織染色法を用いて腫瘍細胞中のALK融合タンパクを検出することを目的としている。最初に、腫瘍細胞中のALKタンパクに対する特異的な第一抗体注1)を反応させ、次に、ブリッジ試薬注2)を反応させる。更に、アミノ酸ポリマーに酵素と抗体を結合させたペルオキシダーゼ標識エンパワー試薬注3)を反応させる。その結果、抗原・第一抗体・ブリッジ試薬・ペルオキシダーゼ標識エンパワー試薬の複合体を形成させ、この複合体の酵素活性を利用して基質を発色させる。これにより抗原部位を視覚化し、光学顕微鏡により抗原の有無を確認する。本キットは、ALKタンパクのキナーゼドメインに反応するため、ALK融合タンパクのみならず全長ALKタンパクにも反応する。しかしながら、全長ALKタンパクの発現は正常細胞では神経系の細胞にしか見られず、神経系以外の腫瘍における発現はきわめてまれである(肺がんにおいては1%以下)。また、全長ALKタンパクが発現している場合、一部の腫瘍細胞のみが陽性となり陰性細胞と混在することから、ALK融合タンパクのスコアリングおよび判定方法によりALK融合タンパクを発現する腫瘍の選別が可能である。3.ヒストファイン ALK iAEP® キット

元のページ  ../index.html#68

このブックを見る