ニチレイ 製品カタログ
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●使用時に ii)NBT保存液 6.5μL、iii)BCIP保存液 5μLを混合し,i)100mMトリス塩酸緩衝液1.5mLを加え基質溶液とする。    i )100mMトリス塩酸緩衝液(pH 9.5, 含100mM NaCl, 50mM MgCl2)(冷蔵保存)     ①1Mトリス塩酸緩衝液(pH 9.5):Tris(hydroxy-methyl)amino-methane 6.06gを精製水25mLに溶解させ、塩酸にて     pHを9.5に調製し、精製水で50mLにメスアップする。     ②5M NaCl 水溶液:NaCl 2.93gを精製水10mLに溶解する。     ③1M MgCl2 水溶液:MgCl2 3.01gを精製水25mLに溶解する。     ④①②③を混合し、精製水で500mLにメスアップする。    ii)NBT(Nitro Blue Tetrazolium)保存液(-20℃保存)    ・NBT(SIGMA)75mgを70% N,N-ジメチルホルムアミド1mLに撹拌溶解する。   iii)BCIP(5-Bromo-4-Chloro-3-Indolylphosphate-p-Toluidine salt)保存液(-20℃保存)    ・BCIP(SIGMA)50mgをN,N-ジメチルホルムアミド 1mLに撹拌溶解。 免疫組織化学染色試薬ヒストファイン●②ニューフクシン溶液、③4% 亜硝酸ナトリウム水溶液を100μLずつ等量混合し、1分放置。この液に④0.2Mトリス塩酸  緩衝液 40mLを加え、さらに撹拌しながら、①基質溶液 100μLを溶解する。濾過後すぐに使用する。(用時調製)    i)基質溶液(用時調製)     ①naphthol AS-BI phosphoric acid(SIGMA)10mgをN,N-ジメチルホルムアミド100μLに溶解する。   ii)カップラー液     ②ニューフクシン溶液:New fuchsin powder(MERCK)4.0gを2N塩酸 100mLに溶解し、濾過する。(冷蔵保存)     ③4% 亜硝酸ナトリウム水溶液:亜硝酸ナトリウム 40mgを精製水1mLに溶解する。(用時調製)   iii)0.2Mトリス塩酸緩衝液(pH8.2〜8.3)(常温保存)     ④Tris(hydroxy-methyl)amino-methane 12.12gを精製水250mLに溶解し、塩酸にてpHを8.2〜8.3に調製し、精製水    で500mLにメスアップする。●下記を溶解、混合、撹拌し、基質溶液とする。(用時調製)   i )3,3'-Diaminobenzidine, tetrahydrochloride(DOJINDO)10mg    ii)0.05Mトリス塩酸緩衝液(pH 7.6,含15mM NaN3)50mL   iii)5% 過酸化水素水 50μL   iv)イミダゾール 34mg ※2 ニューフクシン基質溶液調製法※3 DAB基質溶液調製法49◆参考●1回目の第一抗体の反応時間を4℃、一晩とし、2回目、3回目の第一抗体の反応時間を37℃、1時間とした場合、 本操作全てを2日間で行うことができます。◆試薬※1 BCIP/NBT基質溶液調製法

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