ニチレイ 製品カタログ
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免疫組織化学染色試薬ヒストファイン・1回目の抗原検出は微少抗原や抗原量の少ないものを選択し、BCIP/NBT発色(青色)。 ・2回目の抗原検出は細胞質抗原や多量に存在する抗原を選択し、ニューフクシン発色(赤色)。 ・3回目の抗原検出は核内抗原や中等量〜多量に存在する抗原を選択し、DAB発色(茶色)。 1-1)キシレンに浸す。常温、3分間、3回。1-2)エタノールに浸す。100%エタノール:常温、3分間、2回。95%エタノール:常温、3分間、2回。1-3)PBSで洗浄する。 常温、3分間、1回。2-1)1回目の第一抗体の使用説明書に準じた抗原賦活化液および時間にて処理を行う。2-2)常温にて20〜60分間自然冷却し、PBSで洗浄する。 常温、3分間、3回。3) 10%正常ヤギ血清(ニチレイコード:426041)を滴下する。常温、10分間。4-1)1回目の第一抗体を滴下する。37℃、1時間。4-2)PBSで洗浄する。 常温、3分間、3回。5-1)シンプルステイン AP(M)(ニチレイコード:414241)を滴下する。常温、30分間。5-2)PBSで洗浄する。 常温、3分間、3回。5-3)TBSに置換する。TBS溶液中でスライドを5回上下させる。6-1)BCIP/NBT発色。BCIP/NBT基質液を滴下し、検鏡しながら発色する。6-2)精製水で洗浄する。 3 . ブロッキング試薬による処理4 . 第一抗体の添加・反応(1回目の抗原検出)5 . シンプルステインの添加・反応 6 . BCIP/NBT基質溶液※1の添加・反応常温(15〜25℃)46◆操作手順1 . 脱パラフィン◆目的:3種類の抗原を同一切片上で検出する。◆材料:20%緩衝ホルマリン固定・パラフィン包埋切片◆技術アドバイス(抗原検出の順番の決定) 1 回目の抗原検出2 . 抗原賦活化処理(1回目の第一抗体の使用説明書に準じ、必要に応じて行う。)参考三重染色法シンプルステインMAX-PO(M)、シンプルステインAP(M)を用いたマウス第一抗体による三重染色法

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