免疫組織化学染色試薬ヒストファイン●検体準備●脱パラフィン●抗原賦活化液の調製ヒストファイン 抗原賦活化液pH9(コード:415201または415211)を用いる場合 ・調製済(コード:415201)は、そのまま使用する。 ・10倍濃縮(コード:415211)は、精製水で10倍希釈する。10mMクエン酸ナトリウム緩衝液(pH6.0)を用いる場合50℃で十分に湯伸ばしした切片(3-4μm厚)をシランなどのコーティングスライド上に貼り付ける。キシレン3分間A液精製水450mLにA液9mLおよびB液41mLを加えよく混和する。緩衝液は用時調製する。キシレン3分間キシレン3分間100%エタノール*各ステップごとによく液を切る。*脱パラフィンを完全にするために、各溶液はスライド40枚ごとに取り換えることが好ましい。10mMクエン酸ナトリウム緩衝液(pH6.0)の調製方法 A液9mL+B液41mL+精製水450mL(用時調製)B液精製水*各ステップでの反応温度、反応時間は厳密に守ること。*特に温度指定のない場合は、常温(15〜25℃)で操作すること。*染色結果に影響を及ぼす為、必ず下記の操作手順に従って操作を行うこと。切片を恒温器で十分乾燥させる。(37℃ 24時間)100%エタノール95%エタノール3分間3分間A液(0.1Mクエン酸水溶液):常温で保存可能 クエン酸一水和物(C6H8O7・H2O)2.1g/精製水100mLB液(0.1Mクエン酸ナトリウム水溶液):常温で保存可能 クエン酸三ナトリウム二水和物(C6H5O7Na3・2H2O)14.7g/精製水500mL95%エタノール3分間3分間(3分間、3回)PBS44温浴処理による抗原賦活化
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