M27G12IgG1免疫組織化学染色試薬ヒストファイン特異性および抗原分布:ヒト組織中のシナプトフィジン(38kDa)と特異的に反応する。シナプトフィジンは、シナプス小胞の膜に分布する糖タンパク質である。正常では、ヒト副腎髄質、頚動脈小体、皮膚、脳下垂体、甲状腺、肺、膵臓、胃腸管の粘膜の神経内分泌細胞や脳、脊髄、網膜の神経細胞に発現がみられることから、神経内分泌細胞のマーカーとして有用である。腫瘍では、神経内分泌腫瘍、神経芽腫等に発現がみられる。備考:組織、細胞中のシナプトフィジンの染色。パラフィン包埋切片の場合、染色前にヒストファイン 抗原賦活化液pH9(コード:415201またはコード:415211→P90)を用いたオートクレーブによる抗原賦活化処理によって、良好な染色結果が得られる。特異性および抗原分布:ヒトTdT(Terminal deoxynucleotidyl Transferase. 分子量約58kDa)と特異的に反応する。TdTは核内DNAポリメラーゼの1つで、鋳型(テンプレート)を必要とせずにDNAの3ʼ水酸基末端にデオキシヌクレオチドを付加する反応を触媒する。TdTは、正常胸腺や骨髄の未分化なTおよびBリンパ球に発現している。腫瘍ではTまたはB細胞性のリンパ芽球性白血病/リンパ腫に発現が見られる。備考:組織、細胞中のヒトTdTの染色。パラフィン包埋切片の場合、染色前に10mMクエン酸緩衝液(pH6.0)を用いたオート参照→P42-43クレーブによる抗原賦活化処理によって、良好な染色結果が得られる。品名 / 略称等抗シナプトフィジンモノクローナル抗体(27G12)Anti-SynaptophysinMonoclonal Antibody(27G12)リンパ芽球性リンパ腫:散在する腫瘍細胞の核に陽性反応を示す。 pH6 AC処理(+)価格は最新の「製品コード・価格一覧表」をご覧ください。 本試薬はパラフィン包埋切片用です。M:マウス R:ウサギMW:マイクロウェーブ AC:オートクレーブ T:トリプシン Pro:プロテアーゼ小細胞癌:腫瘍細胞の細胞質に陽性反応を示す。 pH9 AC処理(+)参照→P42-43動物種 クローン名抗体のクラス/サブクラスコード413831M413371希釈済抗体6mLSEN28IgG2a希釈済抗体6mL包装 2−8℃2−8℃貯法処理方法ACAC研究用としてのみ使用すること155抗TdTモノクローナル抗体(SEN28)Anti-Terminal Deoxynucleotidyl TransferaseMonoclonal Antibody(SEN28)抗サイログロブリンポリクローナル抗体Anti-ThyroglobulinPolyclonal Antibody体外診断用医薬品 P102を参照
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