MA-8免疫組織化学染色試薬ヒストファイン品名 / 略称等直腸神経内分泌腫瘍:腫瘍細胞の核に陽性反応がみられる。pH9 温浴処理(+) 価格は最新の「製品コード・価格一覧表」をご覧ください。 本試薬はパラフィン包埋切片用です。M:マウス R:ウサギMW:マイクロウェーブ AC:オートクレーブ T:トリプシン Pro:プロテアーゼ膵神経内分泌腫瘍:腫瘍細胞の核に陽性反応がみられる。pH9 温浴処理(+)動物種 クローン名抗体のクラス/サブクラスコード希釈済抗体6mL包装 肺大細胞神経内分泌癌:腫瘍細胞の核に陽性反応がみられる。pH9 温浴処理(+) 2−8℃処理方法温浴貯法418401IgG1κ研究用としてのみ使用すること135抗INSM1モノクローナル抗体(A-8)Anti-Insulinoma-associated protein 1(INSM1)Monoclonal Antibody(A-8)特異性および抗原分布:INSM1(Insulinoma-associated protein 1)と特異的に反応する。INSM1は染色体20p11.2上の INSM1遺伝子にコードされる510アミノ酸からなる約53kDaの転写因子であり、膵内分泌細胞の分化や神経の発生に重要な役割を果たす。正常では、INSM1を発現する細胞は限定されており、消化管や呼吸器などの神経内分泌細胞、膵島細胞などの核に反応がみられる。腫瘍では、神経内分泌腫瘍(消化管: 95%、膵: 94.4%、肺: 95%、子宮頸部: 94%、乳腺: 82.5%)では高率に反応がみられるが、非神経内分泌腫瘍では低率であることから、神経内分泌分化の有用なマーカーである。INSM1は従来の神経内分泌マーカー(Chromogranin A、Synaptophysin、CD56)に比べ特異度及び感度が高いことが報告されており、これらのマーカーとの併用が神経内分泌腫瘍の判別に有用である。注1:INSM1の細胞内発現パターンは核であるので、核の染色を強拡大にて観察すること。注2:INSM1が発現している細胞は、核の他に細胞質にも弱〜中程度の染色がみられることがある。備考:組織・細胞中のINSM1の染色。パラフィン包埋切片の場合、染色前にヒストファイン 抗原賦活化液pH9(コード:415201またはコード:415211→P90)を用いた温浴による抗原賦活化処理によって、良好な染色結果が得られる。参照→P44-45抗ケラチン/サイトケラチンモノクローナル抗体Anti-Keratin/CytokeratinMonoclonal Antibody体外診断用医薬品 P98を参照
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