ニチレイ 製品カタログ
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MR1/69IgG1免疫組織化学染色試薬ヒストファインMIgG1品名 / 略称等抗免疫グロブリンMモノクローナル抗体(R1/69)Anti-Immunoglobulin M(IgM)Monoclonal Antibody(R1/69)特異性および抗原分布:ヒト免疫グロブリンM(IgM)のH鎖と特異的に反応する。ヒト免疫グロブリンA(IgA)やヒト免疫グロブリンG(IgG)とは反応しない。組織中のヒト正常および腫瘍性B細胞のIgMを検出できるが、結合組織や血管内にみられる細胞外IgMも同時に染色される。備考:組織、細胞中のヒトIgMの染色。パラフィン包埋切片の場合、染色前にヒストファイン 抗原賦活化液pH9(コード:415201またはコード:415211→P90)を用いたオートクレーブによる抗原賦活化処理によって、良好な染色結果が得られる。価格は最新の「製品コード・価格一覧表」をご覧ください。   本試薬はパラフィン包埋切片用です。M:マウス  R:ウサギMW:マイクロウェーブ   AC:オートクレーブ    T:トリプシン     Pro:プロテアーゼ扁桃:形質細胞の細胞質に陽性反応を示す。 pH9 AC処理(+)正常膵:ランゲルハンス島内のβ細胞に一致して陽性反応を示す。参照→P42-43動物種 クローン名抗体のクラス/サブクラスコード希釈済抗体6mL希釈済抗体包装 2−8℃2−8℃貯法処理方法AC413291418091K36aC10研究用としてのみ使用すること6mL133抗インスリンモノクローナル抗体(K36aC10)Anti-InsulinMonoclonal Antibody(K36aC10)特異性および抗原分布:ヒトインスリンおよびヒトプロインスリンと特異的に反応する。インスリンは、膵臓のランゲルハンス島β細胞から分泌される21アミノ酸のA鎖と30アミノ酸のB鎖からなる約6kDaの小さなタンパク質である。グルコースの取り込みやグリコーゲンの合成促進などの生理作用をもつ。プロインスリンは、極めて弱い生物活性を有し、タンパク質分解酵素によりインスリン分子とCペプチドに切断される。正常では、膵臓のランゲルハンス島β細胞の細胞質に染色がみられる。腫瘍では、インスリノーマ等、ランゲルハンス島β細胞由来の腫瘍に染色が見られる。β細胞由来の腫瘍マーカーとして有用である。備考:組織、細胞中のインスリンの染色。

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