免疫組織化学染色試薬ヒストファインNCH-38IgG1 κ特異性および抗原分布:ヒトE-カドヘリン(ウボモルリン、cell-CAM120/80)と特異的に反応する。カルシウムイオンの存在下で接着活性を有するカルシウム依存細胞接着分子であり、細胞間の接着を調節する約120kDaの膜貫通型糖タンパク質である。組織形態形成や構造の構築機能と組織形成の維持機能に関与し、細胞の成長と発達に重要な役割を担っている。正常では、主に上皮細胞の細胞膜に発現がみられる。腫瘍では、多くの腫瘍で発現の減少、欠失がみられ、その現象は、腫瘍の進行度合、浸潤、転移において相関がみられる。備考:組織、細胞中のE-カドヘリンの染色。パラフィン包埋切片の場合、染色前にヒストファイン 抗原賦活化液pH9(コード:415201またはコード:415211→P90)を用いたオートクレーブによる抗原賦活化処理によって、良好な染色結果が得られる。体外診断用医薬品 P95を参照 抗上皮膜抗原モノクローナル抗体Anti-Epithelial Membrane Antigen (EMA)Monoclonal Antibody体外診断用医薬品 P95を参照 抗ヒトエストロゲンレセプターウサギモノクローナル抗体(SP1)Anti-Estrogen Receptor(ER) rabbitMonoclonal Antibody(SP1) 体外診断用医薬品 P96を参照 品名 / 略称等価格は最新の「製品コード・価格一覧表」をご覧ください。 本試薬はパラフィン包埋切片用です。M:マウス R:ウサギMW:マイクロウェーブ AC:オートクレーブ T:トリプシン Pro:プロテアーゼ浸潤性乳管癌:腫瘍細胞の細胞膜に一致して陽性反応がみられる。pH9 AC処理(+)参照→P42-43動物種 クローン名抗体のクラス/サブクラスコード418031M希釈済抗体6mL包装 2−8℃貯法処理方法AC研究用としてのみ使用すること127抗E-カドヘリンモノクローナル抗体(NCH-38)Anti-E-Cadherin Monoclonal Antibody(NCH-38)抗EGFRモノクローナル抗体(31G7)Anti-Epidermal Growth Factor Receptor(EGFR)Monoclonal Antibody(31G7)
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