MD33IgG1κ免疫組織化学染色試薬ヒストファインRSP31体外診断用医薬品 P94を参照 抗デスミンモノクローナル抗体(D33)Anti-DesminMonoclonal Antibody(D33)特異性および抗原分布:ヒト組織中の53kDaのデスミンと特異的に反応する。横紋筋(骨格筋、心筋)および平滑筋細胞の両方と反応する。備考:組織、細胞中のデスミンの染色。パラフィン包埋切片の場合、染色前にヒストファイン 抗原賦活化液pH9(コード:415201またはコード:415211→P90)を用いた温浴による抗原賦活化処理によって、良好な染色結果が得られる。品名 / 略称等十二指腸:筋層および粘膜筋板を形成する平滑筋に陽性反応が見られる。参照→P44-45動物種 クローン名抗体のクラス/サブクラスGIST:腫瘍細胞の細胞膜、細胞質に一致して陽性反応がみられる。 pH9 AC処理(+)GIST(変異不明):腫瘍細胞の細胞膜、細胞質に一致して陽性反応がみられる。pH9 AC処理(+)ウサギIgGコード参照→P42-43希釈済抗体6mL希釈済抗体6mL包装 2−8℃2−8℃貯法処理処理方法方法温浴AC413651418041研究用としてのみ使用すること126抗デスミンモノクローナル抗体Anti-DesminMonoclonal Antibody抗DOG-1ウサギモノクローナル抗体(SP31)Anti-Discovered on GIST-1(DOG-1)rabbit Monoclonal Antibody(SP31)特異性および抗原分布:ヒトDOG-1(Discovered on GIST-1)と特異的に反応する。DOG-1タンパク質の機能は不明であるが、ほとんどのGIST(消化管間質腫瘍)の細胞膜、細胞質に発現がみられる。DOG-1はc-kitよりもGISTにおける陽性率、特異性が高いことが報告されている。特に、PDGFRα遺伝子変異例ではc-kitの陽性率が低いのに対し、DOG-1は高率で陽性となることが報告されている。その他の腫瘍では、滑膜肉腫(synovial sarcoma)(5%)、平滑筋肉腫(Leiomyosarcoma)(2.5%)、線維肉腫(Fibrosarcoma)(25%)、Ewing/PNET(11%)に発現がみられる。GISTにおける特異性が非常に高いことから、DOG-1の発現の有無をGISTのマーカーであるc-kitの発現の有無と同時に検出することは、GISTの判別の信頼性を更に高めるうえで非常に有用である。備考:組織、細胞中のDOG-1の染色。パラフィン包埋切片の場合、染色前にヒストファイン 抗原賦活化液pH9(コード:415201またはコード:415211→P90)を用いたオートクレーブによる抗原賦活化処理によって、良好な染色結果が得られる。
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