MIgG1免疫組織化学染色試薬ヒストファインSV2-61γ413421特異性および抗原分布:ヒトc- B-2遺伝子産物(gp185)の細胞外ドメインと特異的に反応する。免疫原は、マウス線維芽細胞由来NIH/3T3にヒトc- B-2遺伝子の全長を導入して得た培養細胞株SV11である。EGFレセプター(gp170)とは反応しない。ヒトc- B-2遺伝子導入細胞のSV11、SV227、A415と反応し、またヒト培養細胞株では胃癌由来のMKN7、組織では腺癌、特に乳癌あるいは胃癌の一部と反応する。未希釈抗体の至適希釈率・免疫組織化学染色法・・・1:20−40パラフィン切片の場合、染色前にヒストファイン プロテアーゼ溶液で処理することで、良好な染色結果が得られる。erberb特異性および抗原分布:ヒトc- B-2遺伝子産物(gp185)の細胞内ドメインと特異的に反応する。免疫原は、c- B-2遺伝子産物のC末端ペプチド(Thr-Ala-Glu-Asn-Pro-Glu-Tyr-Leu-Gly-Leu-Asp-Val-Pro-Val)のThrにCysを結合したペプチドをウシ血清アルブミン(BSA)に結合させたものである。EGFレセプター(gp170)とは反応しない。ヒトc- B-2遺伝子導入細胞のSV11、SV227、A415と反応し、またヒト培養細胞株では胃癌由来のMKN7、組織では腺癌、特に乳癌あるいは胃癌の一部と強く反応する。ただし、正常の腺組織とも弱く反応する。未希釈抗体の至適希釈率・免疫組織化学染色法・・・1:100−200パラフィン包埋切片の場合、染色前に10mMクエン酸緩衝液(pH6.0)を用いたオートクレーブによる抗原賦活化処理によって、良好な染色結果が得られる。品名 / 略称等価格は最新の「製品コード・価格一覧表」をご覧ください。 本試薬はパラフィン包埋切片用です。M:マウス R:ウサギMW:マイクロウェーブ AC:オートクレーブ T:トリプシン Pro:プロテアーゼerberb参照→P42-43乳癌:大部分の乳癌細胞の細胞膜に陽性反応を示す。乳癌:大部分の乳癌細胞の細胞膜に陽性反応を示す。 pH6 AC処理(+)胃癌(低分化型腺癌):胃壁内に浸潤した癌細胞の細胞膜に一致した陽性反応が明らか。細胞質は全く染色されず、極めて特異性の高い反応と考えられる。動物種 クローン名抗体のクラス/サブクラスコード413431R未希釈抗体1mL未希釈抗体1mL包装 (100μg)(100μg)erb2−8℃2−8℃erb貯法処理方法ProAC研究用としてのみ使用すること123SV2-61γ抗ヒトc- B-2遺伝子産物erbモノクローナル抗体抗ヒトc- B-2 遺伝子産物ポリクローナル抗体erb
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