ニチレイ 製品カタログ
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免疫組織化学染色試薬ヒストファインMMPG-M1IgG3κ413311JCB117IgG1κ413321未希釈抗体0.5mL特異性および抗原分布:ヒトCD68抗原(110kDa)と特異的に反応する。CD68は、酸性で糖鎖に富んだライソゾーム糖タンパク(LAMP/LGP family)の1つで、CD107(LAMP‐1、LAMP‐2)と高い相同性をもつ。骨髄、肺胞、赤脾髄、消化管などのマクロファージや肝臓のクッパー細胞などに発現がみられる。また、単球/マクロファージ起源と考えられているplasmacytoid T cellにも発現がみられるが、濾胞樹状細胞、指状嵌入細胞などの抗原提示細胞や骨髄前駆細胞、末梢顆粒球などには発現がみられない。腫瘍では、慢性および急性骨髄単球性白血病細胞の細胞質に強い顆粒状の発現がみられる。また、腎癌、髄膜腫、黄色肉芽腫などにも発現がみられる場合がある。備考:組織、細胞中のCD68の染色。パラフィン包埋切片の場合、染色前にヒストファイン 抗原賦活化液pH9(コード:415201またはコード:415211→P90)を用いたオートクレーブによる抗原賦活化処理によって、良好な染色結果が得られる。特異性および抗原分布:ヒトB細胞抗原受容体複合体(B Cell Receptor Complex: BCR)を形成するCD79α(mb-1蛋白)と特異的に反応する。preB細胞の未熟な段階から一部の形質細胞の細胞質に反応する。preB細胞性の急性白血病やB細胞リンパ腫、いくつかの骨髄腫とも反応する。備考:組織、細胞中のヒトB細胞の染色。未希釈抗体の至適希釈率・免疫組織化学染色法・・・1:25−100パラフィン包埋切片の場合、染色前に10mMクエン酸緩衝液(pH6.0)を用いたオート参照→P42-43クレーブによる抗原賦活化処理によって、良好な染色結果が得られる。品名 / 略称等虫垂:濾胞を形成する大部分の細胞および濾胞周囲に散在してみられる細胞の細胞膜に陽性反応を示す。 pH6 AC処理(+)価格は最新の「製品コード・価格一覧表」をご覧ください。   本試薬はパラフィン包埋切片用です。M:マウス  R:ウサギMW:マイクロウェーブ   AC:オートクレーブ    T:トリプシン     Pro:プロテアーゼ扁桃:散在してみられる細胞の細胞質に陽性反応を示す。 pH9 AC処理(+)参照→P42-43動物種 クローン名抗体のクラス/サブクラスコード413791希釈済抗体6mL希釈済抗体6mL包装 2−8℃2−8℃2−8℃貯法処理方法ACAC研究用としてのみ使用すること119CD68 モノクローナル抗体(PG-M1)CD68 Monoclonal Antibody(PG-M1)CD79αモノクローナル抗体(JCB117)CD79 alpha Monoclonal Antibody(JCB117)

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