免疫組織化学染色試薬ヒストファインRM特異性および抗原分布:ヒトCD56抗原(Neural Cell Adhesion Molecule、NCAM)と特異的に反応する。CD56抗原は、5つの免疫グロブリンと2つのファイブロネクチンタイプⅢドメインから成る膜貫通型糖タンパクで、同親性の細胞接着分子である。選択的スプライシングによって主に4つのアイソフォームを形成する。造血系ではNK細胞と一部のT細胞、神経系ではニューロン、グリア細胞、シュワン細胞等に、また骨格筋細胞に発現がみられる。腫瘍では、多発性骨髄腫、骨髄性白血病、神経内分泌腫瘍、小細胞癌、NK細胞リンパ腫、鼻ならびに鼻型NK/T細胞リンパ腫、他T細胞性リンパ腫の一部、横紋筋肉腫などの中胚葉性腫瘍などにも反応がみられる。細胞膜や細胞質に染色がみられる。備考:組織、細胞中のヒトCD56(NCAM)陽性細胞の染色。パラフィン包埋切片の場合、染色前にヒストファイン 抗原賦活化液pH9(コード:415201またはコード:415211→P90)を用いたオートクレーブによる抗原賦活化処理によって、良好な染色結果が得られる。参照→P42-43品名 / 略称等動物種 クローン名抗体のクラス/サブクラス肺大細胞神経内分泌腫瘍:散在する腫瘍細胞の細胞膜や細胞質に陽性反応を示す。pH9 AC処理(+)肺小細胞癌:散腫瘍細胞の細胞膜や細胞質に陽性反応を示す。 pH9 AC処理(+)コード希釈済抗体6mL希釈済抗体6mL包装 2−8℃2−8℃貯法処理処理方法方法ACAC418191MRQ-42IgG1413121COL-1IgG2aκ研究用としてのみ使用すること118CD56ウサギモノクローナル抗体(MRQ-42)CD56 rabbitMonoclonal Antibody(MRQ-42)抗癌胎児性抗原モノクローナル抗体(COL-1)CD66deAnti-Carcinoembryonic Antigen(CEA)Monoclonal Antibody(COL-1) P111を参照
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