M4B12IgG1κ免疫組織化学染色試薬ヒストファインM4C7特異性および抗原分布:分子量59kDaの膜貫通型糖蛋白であるヒトCD4抗原と特異的に反応する。CD4抗原はhelper/inducer T細胞、および胸腺細胞や単球に発現している。細胞膜に染色がみられる。T細胞性リンパ芽球性白血病/リンパ腫(lymphoblastic leukemia/lymphoma)、成人T細胞性白血病/リンパ腫(adult T-cell leukemia/lymphoma : ATL, ATLL)、菌状息肉腫他、多くのT細胞性リンパ腫に発現がみられ、型別診断の補助として有用である。備考:組織、細胞中のCD4陽性ヒトT細胞の染色。未希釈抗体の至適希釈率・免疫組織化学染色法・・・1:40−80パラフィン包埋切片の場合、染色前にヒストファイン 抗原賦活化液pH9(コード:415201またはコード:415211→P90)を用いたオートクレーブによる抗原賦活化処理によって、良好な染色結果が得られる。特異性および抗原分布:分子量67kDaの膜貫通型糖蛋白であるヒトCD5抗原と特異的に反応する。CD5抗原は、胸腺細胞、多くの末梢血リンパ球および多くのT細胞性の白血病やリンパ腫に発現している。B細胞性の小リンパ球性リンパ腫、マントル細胞リンパ腫および一部の正常B細胞に発現している。免疫原はCD5抗原の細胞外ドメインに相当するリコンビナントタンパク。備考:組織、細胞中のヒトB細胞の染色。パラフィン包埋切片の場合、染色前に10mMクエン酸緩衝液(pH6.0)を用いたオート参照→P42-43クレーブによる抗原賦活化処理によって、良好な染色結果が得られる。特異性および抗原分布:ヒトCD8抗原と同等の分子量32kDaの蛋白と特異的に反応し、cytotoxic/suppressorT細胞を染色する。免疫原は、CD8抗原の細胞内領域のC末端にある13個のアミノ酸配列(Lys-Ser-Gly-Asp-Lys-Pro-Ser-Leu-Ser-Ala-Arg-Tyr-Val) のLysにCysを結合したペプチドをサイログロブリン結合させたものである。備考:組織、細胞中のCD8陽性ヒトT細胞の染色。未希釈抗体の至適希釈率・免疫組織化学染色法・・・1:15−60パラフィン包埋切片の場合、染色前に10mMクエン酸緩衝液(pH6.0)を用いたオート参照→P42-43クレーブによる抗原賦活化処理によって、良好な染色結果が得られる。品名 / 略称等扁桃:濾胞内および濾胞周囲に散在してみられる細胞の細胞膜に陽性反応を示す。pH9 AC処理(+)リンパ節:濾胞内および濾胞周囲に散在してみられる細胞の細胞膜に陽性反応を示す。pH6 MW処理(+)価格は最新の「製品コード・価格一覧表」をご覧ください。 本試薬はパラフィン包埋切片用です。M:マウス R:ウサギMW:マイクロウェーブ AC:オートクレーブ T:トリプシン Pro:プロテアーゼ慢性リンパ性白血病:散在してみられる陽性細胞の細胞膜に陽性反応を示す。pH6 AC処理(+)参照→P42-43動物種 クローン名抗体のクラス/サブクラスコードM希釈済抗体6mL希釈済抗体6mL希釈済抗体6mL包装 2−8℃2−8℃2−8℃2−8℃2−8℃販売中止販売中止処理方法AC貯法ACAC413951413961未希釈抗体1mL413251IgG1κ413201C8/144BIgG1κ413211未希釈抗体1mL研究用としてのみ使用すること113CD4モノクローナル抗体(4B12)CD4 Monoclonal Antibody(4B12)CD5モノクローナル抗体(4C7)CD5 Monoclonal Antibody(4C7)CD8モノクローナル抗体CD8Monoclonal Antibody
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