キット付属または別売りの滅菌綿棒（鼻腔用・鼻咽頭用）を外鼻孔から鼻腔内にしっかり挿入し、鼻甲介を数回擦るようにして粘膜表皮を採取します。
軸に力をかけて強く擦ったり、無理に回転させたりしないでください。
滅菌綿棒の先を鼻腔に無理にこすりつける必要はありません。

キット付属または別売りの滅菌綿棒（鼻腔用・鼻咽頭用）を鼻腔に沿って2cm程度挿入し、ゆっくり5回程度回転させ5秒程度静置します。
患者自身が採取する場合は、鼻出血が起こりやすい部位である点にも配慮し、医療従事者の管理下で実施してください。

動画でご紹介

鼻かみシートもしくは検体採取用シートを用い、患者に鼻をかんでもらいます。
採取された鼻汁鼻かみ液の粘度が高い部分や固形成分を避けて、キット付属または別売りの滅菌綿棒（鼻腔用・鼻咽頭用）を浸します。

吸引トラップの一方のチューブを吸引ポンプにつなぎ、他方のチューブを鼻腔内にしっかり挿入します。
吸引ポンプを作動させ、鼻腔液を吸引トラップに採取します。
採取された鼻腔液の粘度が高い部分や固形成分を避けて、キット付属または別売りの滅菌綿棒（鼻腔用・鼻咽頭用）を浸します。

咽頭後部、扁桃、その他炎症部分を、キット付属または別売りの滅菌綿棒 （咽頭用）で擦って咽頭粘液を採取します。
滅菌綿棒が舌、ほほ、歯に触れないように注意してください。